質問一覧
Q. ワキガの手術方法について教えてください
A. 川崎クリニック院長より
ワキガの手術方法には以下のような方法があります:
直視下摘除法:腋窩を3-4cm切開し、アポクリン汗腺を直接除去する最も確実な方法です。
皮下組織削除法:特殊な器具を使用してアポクリン汗腺を除去します。
ボトックス注射:軽度のワキガや多汗症に効果的で、ダウンタイムが短い治療法です。
患者様の症状や希望に応じて最適な方法をご提案いたします。
Q. 手術後の傷跡は目立ちますか?
A. 川崎クリニック院長より
手術方法により傷跡の程度は異なります:
直視下摘除法:3-4cmの切開線が残りますが、腋窩のしわに沿って切開するため目立ちにくくなります。
ボトックス注射:注射のみのため傷跡は残りません。
術後のケアを適切に行うことで、傷跡を最小限に抑えることができます。アフターケアについても詳しくご説明いたします。
Q. 多汗症の治療にはどのような方法がありますか?
A. 川崎クリニック院長より
多汗症の治療方法には以下があります:
ボトックス注射:汗腺の働きを抑制し、発汗を大幅に減少させます(効果:約6ヶ月)。
手術療法:汗腺除去により根本的な治療が可能です。
薬物療法:軽度の場合は内服薬や外用薬での治療も行います。
症状の程度や部位により最適な治療法をご提案いたします。
Q. 手術の費用はどのくらいかかりますか?
A. 川崎クリニック院長より
治療費は選択する治療方法により異なります:
ボトックス注射:約8万円~12万円
直視下摘除法:約25万円~35万円
皮下組織削除法:約20万円~30万円
詳細な費用については、診察時に症状を拝見した上で正確なお見積もりをお出しいたします。分割払いも可能です。
Q. 手術後の日常生活への影響はありますか?
A. 川崎クリニック院長より
手術後の生活への影響について:
仕事復帰:デスクワークは翌日から可能、力仕事は1週間程度お休みが必要
入浴:手術翌日からシャワー可能、入浴は1週間後から
運動:軽い運動は1週間後、激しい運動は1ヶ月後から
腕の動き:手術直後は腕を大きく動かすことを控えていただきます
詳細な術後注意事項については、手術前に詳しくご説明いたします。
Q. ワキガの手術を受けた後、再発することはありますか?
A. 川崎クリニック院長より
再発の可能性について詳しくご説明します。
直視下摘除法の場合:アポクリン汗腺を直接確認しながら除去するため、再発率は5%以下と非常に低くなります。
皮下組織削除法の場合:再発率は約10-15%程度です。
ボトックス注射の場合:効果は約6ヶ月で、繰り返し治療が必要です。
再発の原因として、手術時の取り残し、思春期後の汗腺の新たな発達、体質の変化などが考えられます。万一再発した場合は、再手術により対応可能です。当院では術後の経過を継続的にフォローし、必要に応じて適切な対応をいたします。
Q. 手のひらや足裏の多汗症も治療できますか?
A. 川崎クリニック院長より
手のひらや足裏の多汗症治療についてご説明します。
手のひらの多汗症:
・ボトックス注射:効果的で最も一般的な治療法
・ETS(胸腔鏡下交感神経遮断術):重度の場合に検討
・イオントフォレーシス:軽度から中等度に有効
足裏の多汗症:
・ボトックス注射:手のひら同様効果的
・外用薬:塩化アルミニウム製剤
・イオントフォレーシス:継続的な治療が必要
症状の程度や患者様のご希望に応じて、最適な治療法をご提案いたします。複数の治療を組み合わせることで、より良い効果が期待できる場合もあります。
Q. ワキガ・多汗症の手術に保険は適用されますか?
A. 川崎クリニック院長より
保険適用について詳しくご説明します。
保険適用となる場合:
・重度のワキガ(腋臭症)で日常生活に支障がある
・医師が医学的に治療が必要と判断した場合
・皮弁法(直視下摘除法)による治療
自費診療となる場合:
・軽度から中等度のワキガ
・美容目的の治療
・ボトックス注射
・皮下組織削除法
保険適用の判断は、症状の程度や患者様の状況を総合的に評価して行います。まずは診察を受けていただき、保険適用の可能性についてご相談ください。自費診療の場合も、分割払いなどのお支払い方法をご用意しています。