美容外科全般Q&A

専門医が丁寧にお答えします

質問と回答

Q. シミュレーションと実際の結果が同じようになりませんでした。シミュレーションは何のためにあるのでしょう?

A. 川崎クリニック院長より

手術を受ける人が、術後の姿をイメージできるようにするのがシミュレーションです。

しかし、大きな問題点は、コンピューターで絵を描くことには、実際の医師の技量は反映されない点です。つまり、絵で描いたものと、実際は違うということです。そして、シミュレーションした絵に対しては、誰も責任を持ってくれません。絵なら、どれだけでも目を大きく描くことはできますが、本来の目が大きくなるかどうかは別問題です。一見、自然に見えるけど、実は自然にはならない。術後のイメージを実感させるためのシミュレーションは、その通りにならずトラブルになるケースが多いのが実状です。最も大切なのは医師の技量であって、コンピューターの出来具合ではないのです。

Q. 21世紀に入っての美容外科の進歩と、これからの展望を教えてください。

A. 川崎クリニック院長より

1つはレーザー治療が格段に進歩しました。例えば、シワ・シミ・アザの治療、レーザー脱毛などがそうです。形成外科専門医による傷跡の治療や、皮膚移植手術の技術の進歩には目を見張るものがあり、レーザーも年々改良が加えられていますので、シミ・シワの治療や完全脱毛はさらに身近なものになるでしょう。

もう1つは、材料の進歩です。例えば、以前は豊胸バッグには、シリコンやパラフィンを入れていましたが、それらの物は、体内で破れた際に害を与えるという事で、現在は生理食塩水バッグやコヒーシブシリコンバッグなどのグミ状のバッグになり、害もなく、見た目にも自然な感じになってきました。鼻のプロテーゼは、以前は象牙を使っていましたが、現在ではより軟骨に近い非常に柔らかい材質になりました。

また、骨を削る手術も、アメリカ製の専門機器が導入され、安全かつ簡単にエラ・顎の骨を削ることができるので、自然で美しく修正する事ができるようになりました。こうした材料・医療機器が進歩してきたことで、より効果的に悩みが解決できるようになりました。

Q. 豊胸術のトラブルを耳にしますが、実際はどうなのでしょうか?

A. 川崎クリニック院長より

豊胸術でのミスとは、技術的なものがほとんどです。適応性の誤り、形が綺麗にならないなどのトラブルや、材質に問題がある物を使った場合にもトラブルが出てきます。しかし、現在は改良されたバッグがたくさん出ていますから、手術前によく相談し、説明を受けた上で、手術をされれば問題はありません。

Q. 美容外科での失敗は、どのような事が考えられますか?また、修正手術は可能でしょうか?

A. 川崎クリニック院長より

美容外科での失敗は、次のような事が考えられます。

1つは、技術的な問題です。例えば、二重の手術で、左右の差が出たり、不自然な形になったり、豊胸では、形が悪くなったり、位置がずれたりという事です。これについては、技術的に修正が可能です。

2つ目は、適応の問題です。例えば、元々一重の人が、ぱっちりとした平行型の二重を希望した場合に、日本人の骨格では、不自然になってしまうような場合があります。また、鼻を非常に高くしたいという希望に対しても、あまり高くすると、不自然になってしまう事があります。このような場合には、事前のカウンセリングで、十分話し合う事が大切です。

3つ目は、患者さんの体質の問題です。例えば、ケロイド体質の人は、傷が盛り上がってしまったり、アレルギー体質の人は、材料に対してアレルギー反応を起こす場合があります。このような場合には、事前の検査や問診で、ある程度は予想できます。

修正手術については、ほとんどの場合可能ですが、完全に元通りにするのは難しい場合もあります。まずは、信頼できる医師を選ぶ事が大切です。

Q. 美容外科の手術は、どの位の年齢から受ける事が出来るのでしょうか?

A. 川崎クリニック院長より

美容外科手術を受ける年齢については、手術の内容によって異なります。

一般的に、骨格が完成する18歳以降であれば、ほとんどの手術が可能です。ただし、未成年の場合は、保護者の同意が必要です。

二重の手術については、15~16歳頃から可能ですが、この年齢では、まだ顔が成長段階にあるため、数年後に印象が変わる可能性があります。

豊胸手術については、乳房の発育が完了する18歳以降が適当です。

逆に、上限の年齢については、健康状態に問題がなければ、特に制限はありません。ただし、高齢になるほど、傷の治りが遅くなったり、合併症のリスクが高くなったりするため、十分な検査と説明が必要です。

最も重要なのは、本人が十分に理解し、納得した上で手術を受ける事です。

Q. 美容外科手術後の傷跡は、どの程度残るのでしょうか?

A. 川崎クリニック院長より

傷跡の程度は、手術の方法や部位、個人の体質により異なります。

目の手術(二重、目頭切開など):まぶたの皮膚は薄いため、丁寧に縫合すれば、ほとんど目立たなくなります。

鼻の手術:鼻の内側から行う場合は、外から見える傷はありません。外側を切開する場合でも、鼻の自然なくぼみに沿って切開するため、目立ちにくくなります。

豊胸手術:腋窝から挿入する方法が一般的で、腋のしわに隠れるため、ほとんど目立ちません。

フェイスリフト:耳の周りや生え際に沿って切開するため、髪で隠れて目立ちません。

傷跡を最小限にするためには、形成外科的な縫合技術と、適切な術後ケアが重要です。また、ケロイド体質の方は、事前にお申し出ください。

Q. 美容外科手術の費用は、どの程度かかるのでしょうか?

A. 川崎クリニック院長より

手術費用は、手術の内容、難易度、使用する材料などにより異なります。

二重手術:埋没法 8万円~、切開法 15万円~

鼻の手術:隆鼻術 20万円~、鼻尖形成 25万円~

豊胸手術:生理食塩水バッグ 40万円~、シリコンバッグ 50万円~

フェイスリフト:部分リフト 30万円~、全顔リフト 80万円~

※上記は参考価格であり、実際の費用は診察時に詳しくご説明いたします。

当院では、分割払いも可能です。また、モニター制度もございますので、詳しくはカウンセリング時にご相談ください。

美容外科手術は自由診療のため、健康保険は適用されませんが、医療費控除の対象になる場合があります。

Q. 手術後のダウンタイムについて教えてください。

A. 川崎クリニック院長より

ダウンタイムは手術の内容により大きく異なります。

二重手術:
埋没法:腫れは2~3日、完全に自然になるまで1週間程度
切開法:腫れは1週間、完全に自然になるまで1ヶ月程度

鼻の手術:
隆鼻術:腫れは1週間、完全に自然になるまで2週間程度
鼻尖形成:腫れは2週間、完全に自然になるまで1ヶ月程度

豊胸手術:
腫れ・痛みは1週間、完全に自然になるまで1ヶ月程度

フェイスリフト:
腫れは2週間、完全に自然になるまで1~2ヶ月程度

個人差がありますが、適切なアフターケアにより、ダウンタイムを短縮することが可能です。お仕事の都合なども考慮し、最適な手術時期をご相談いたします。

Q&Aカテゴリー